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2010年02月13日

【悪性リンパ腫と闘った男の物語 第4話】

普段は3秒で眠ることが出来るこの私も、生まれて初めて手術を受ける前の晩はさすがに興奮してなかなか寝つけない・・・。

「そうだ。そう言えば、先生から睡眠薬をもらったんだ。」
早速それを小さな紙袋から取り出して、1錠飲むとグッスリと眠れた。さすが俺だ!至って単純。分かりやすい!

日ごろから大変お世話になっているJMTUKさんからは、「にのちゃんはいつもニコニコしていて悩みないよねっ!」って肯定的に言われるほど、私は単純で能天気なんでしょう。とにかく気持ちよく眠れた・・・。

いよいよ手術当日の日がやってきた。(妙に明るいニュアンスを感じる)

さすが看護婦さん(ここでは看護士と呼ばずにあえてこのように書くことにした)たちは手際が良い。あれよあれという間に、ベッドの上から私を手術室へ運ぶ細いベッドのような台(ストレッチャー)へと移してくれた。

よくドラマで見かけるワンシーンだ。点滴を打ちながら、手術室へと運ばれる。

「二宮さーん、今から麻酔をかけますね!」と言われて顔にマスクを当てられると、「眠くならんかったらどげんしょう・・・。」と心配性な私は心配する間もなく夢の中へ・・・。

それから手術も終わり目が覚めると、私は集中治療室に居ることに気がついた。

「うん?」なんだか下半身がおかしい・・・。そうなんです。管がつけられていました。もうまな板の鯉です。好きにしてくださいって感じ・・・。

経過も良好で1日程度で病室へ戻ることができた。一応個室です。(自慢か!)ベンチャーはシゴトと携帯は手放すことができませんから、ベッドの上でも仕事をしていましたからね。大部屋だと他の患者さんに迷惑がかかりますから。

「二宮さーん、そろそろ管をとりましょうか。」看護婦さんはなんだか嬉しそう・・・。
「それじゃあ、取りますよ!」

「スコーン!」おいおい、違う、違う。そうじゃないでしょ。(少し誇張表現はいってます・・・。)

ある日のこと。テレビをつけると、映画「天国で君に逢えたら」の主人公であるプロサーファー飯島夏樹さんのドキュメンタリーが流れていた。
そうです。癌を告知され、余命数ヶ月とも言われましたが、1年以上でしょうか、癌と戦って自力で生き延びることができた実話です。すごい生命力ではありませんか!

もう涙が止まりません・・・。号泣です・・・。

『俺もいつかこげな体になってしまうんか!』その時、夏樹さんはほほはこけて、体はとても痩せ細っていました。あの小麦色の肌がとてもよく似合う、筋肉質の夏樹さんがです・・・。
そして全身にはいくつもの管が付けられていました。またお腹にもいくつもの手術の傷跡が残っていました・・・。

画面に映し出された夏樹さんは、癌の末期とは思えないくらい、いつも明るく元気一杯の方のように見受けられました。


そう、いま私は生かされている。

人生もベンチャーだ!

続く・・・。