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2010年02月28日

【 悪性リンパ腫と闘った男の物語 第6話】抗がん剤編

「うーっ、、、痛い!」まるで魂を吸い取られるかのようだ・・・。

映画「ゴースト ニューヨークの幻」の主人公を演じたパトリックのように魂が天国に向かって昇天する感じだ。

そのパトリックもすい臓がんでほんとうにこの世を去ってしまった。彼が癌に侵されていると気づいたときはⅣ期であった。
いわゆる、末期がんである・・・。

血液内科のある浜の町病院(福岡市中央区舞鶴)に移った初日のことである。
先生が、「骨髄液を検査する必要があります・・・。」と言われ、さらに続けてこう言った。「今日、骨髄液を取る覚悟があるならいまからでも準備できますが・・・。」

『覚悟』という言葉はなかなかいい言葉だ!私に対してそう言ったのだが、先生自身も真剣勝負に違いない。

人生もビジネスも『覚悟』が必要である!

この時から私は、『覚悟』という言葉を意識して使うようになった。

「分かりました。」診察室のベッドに横たわったまま私は、なんの躊躇することもなく即座にこう応えた。

胸の真中に大きな注射針が刺さる。そして針が胸の奥深くまで入り込み、さらに肋骨までたどり着くと骨髄液が抜き取られる。!「うーっ、、、痛い!」注射器が引かれると同時に体ごと引っ張られる感じがするではないか!

とにかく胸が苦しい・・・、呼吸ができない!息が止まりそうだ・・・。


これで注射に対する概念が変わった。いままでは注射といえば、腕などに打つものと思っていたが、まさか自分の胸に打つとは誰が想像しただろうか。

誰でも血液検査で血液を採ったことはあるだろうが、骨髄液はわけが違う。こんなつらい思いはもう沢山だ!!!

しかしこれからもっと過酷な日々を迎えることはまだ知る由もない・・・。

そう、いま私は生かされている・・・。そして世のため人のために尽くして生きた証を残す。

人生もベンチャーだ!

続く・・・。
  

2010年02月27日

ナイスゲイ!?☆人生を懸けてバリバリ働く社長♪

いきなりわざと間違えちゃいましたぁicon194またかicon195

NICE GUYのMIKEがティスコのラジオ番組に出演してくれたんですicon97



昨年の12月に約束していたのですが、なかなかスケジュールが合わずようやく今回その約束を守ることができましたicon22約束は守る男icon76ティスコ二宮だface05

ラジオ番組を始めて今年の4月で2年になりますが、英語でトークを繰り広げたのは初ですface08icon90

テーマはicon51STRANGE THINGS AND DIFFERENCE BETWEEN JAPAN AND AMERICAicon103

中でも目からコンタクトレンズが落ちそうなくらいicon11興味深かったのは、HUGたいねicon100

日本人は2、3回会ったくらいですぐにハグハグするけどicon10アメリカンのマイクに言わせれば、それはとても不自然で違和感があるようだicon108

本場アメリカではとっても親しい間柄でないと、決してハグはしないのだicon196


収録中はマイクと私はお互いにとても興奮して、ハイテンションになってしまいましたぁface05

マイクもすごく喜んでくれてよかった&よかったばいicon65

マイクicon53また「ここが変だよicon77日本人icon196」について語り合おうねicon194  

2010年02月22日

【悪性リンパ腫と闘った男の物語 第5話】

腫瘍の摘出手術後は、もう顔と頭は包帯でぐるぐる巻き状態だ!

これが日常生活にはとても大変なんです。というのも首が左右に動かせないから。退院後特に大変だったのは車の運転で、左右の安全確認がもう困った。首を動かせないから、安全確認は体ごと、右や左へと振っていましたね。

そう言えば、手術前の説明では女の先生にこんなことを言われてショックを受けたことを思い出した。

「二宮さん、顔面には細かい神経がたくさんあります。特に頸部あたりには集中しています・・・。万が一、誤ってその細い神経を切った場合は、顔が少しゆがむことがありますから・・・。」

男前の患者「(絶句!OH!MY GOD!頼むけん、切らんとってぇ)」心の中で懇願!

済生会病院耳鼻科の執刀したなんとか言う男の先生は評判がいいと聞く。腕はきっと確かだろう!そう信じる・・・。

実際あれから5年も経つが、右耳の後ろあたりから頸部に沿ってメスを入れたので傷はほとんどと言っていいくらい目立たない。

先生のおかげで顔は曲がらずに済んだが、癌のおかげで根性はかなりいい方向に曲がった、いやかなりねじれたかもしれん。

当時、扁桃腺が弱い私は毎月38度以上の熱をだしていたので、腫瘍の摘出といっしょに扁桃腺も切ってもらおうと考えたが、さすがにドクターストップがかかりましたよ。

さて術後、2週間ほどしてから無事に退院です。病院からもらった手土産の包帯とテープを持ってね!

残念ながら済生会病院は血液内科がないので、結局、紹介状を先生に書いてもらって中央区舞鶴にある浜の町病院に行くことになった・・・。これで4回目の転院・・・。

そこでいよいよもがき苦しんで壮絶に自分自身と戦うことになった、抗がん剤の投与が始まる・・・。
しかも3回も抗がん剤を受けるとは!根性付いたぜ。

そう、いま私は生かされている・・・。そして世のため人のために尽くして生きた証を残す。

人生もベンチャーだ!

続く・・・。




この写真は平成16年度福岡市ステップアップ事業で奨励賞を受賞したときのものです。高熱と痛みで苦しんでいる私です。が、それでも笑顔は忘れない。さすが営業マン!この受賞をきっかけにステップアップした(つもりかも?)ものの、いまだになかなジャンプしきれないベンチャー企業のティスコ!




左の写真は親友の久池井 博で声がでかくてとてもうるさい男で福岡じゃあとても有名人です。携帯電話で久池井と話すときは携帯をテーブルに置いたまま会話ができるほど、とても便利なヤツです。いわゆるハンズフリー機能を持ち合わせてる。あはははは!いまは農業ベンチャーやってます。

しばらくしたらこの物語りに登場しますよ。彼とは漫才を組んでおり、コンビ名は「ザ・ベンチャーズ」。「ザ」が久池井で「ベンチャーズ」がこの私。またもウケる!あはははは!

真中の写真は永里君で、いまはロボットベンチャーの社長です。いわゆるオタクです。あはははは!

結局、創業から10年以上も存続しているのはこの中でティスコジャパンだけなんです!ということが言いたかった!?(クッ)

要するにM-1グランプリもそうですが、活躍するのは二番手のオードリーであるようにステップアップ事業も二番手だったティスコジャパンが今でも頑張ってるぞ!毒舌が冴えてるかも!
そういえば、ニュービジネス協議会主催のビジネスプランコンテストも二番手だったなぁ・・・。








  

2010年02月19日

Surprised!

Are you surprised to my big present for your father ? I hope so. See you soon tomorrow!
  

Posted by 二宮 徹 at 23:47Comments(0)人生もベンチャーだ!

2010年02月13日

【悪性リンパ腫と闘った男の物語 第4話】

普段は3秒で眠ることが出来るこの私も、生まれて初めて手術を受ける前の晩はさすがに興奮してなかなか寝つけない・・・。

「そうだ。そう言えば、先生から睡眠薬をもらったんだ。」
早速それを小さな紙袋から取り出して、1錠飲むとグッスリと眠れた。さすが俺だ!至って単純。分かりやすい!

日ごろから大変お世話になっているJMTUKさんからは、「にのちゃんはいつもニコニコしていて悩みないよねっ!」って肯定的に言われるほど、私は単純で能天気なんでしょう。とにかく気持ちよく眠れた・・・。

いよいよ手術当日の日がやってきた。(妙に明るいニュアンスを感じる)

さすが看護婦さん(ここでは看護士と呼ばずにあえてこのように書くことにした)たちは手際が良い。あれよあれという間に、ベッドの上から私を手術室へ運ぶ細いベッドのような台(ストレッチャー)へと移してくれた。

よくドラマで見かけるワンシーンだ。点滴を打ちながら、手術室へと運ばれる。

「二宮さーん、今から麻酔をかけますね!」と言われて顔にマスクを当てられると、「眠くならんかったらどげんしょう・・・。」と心配性な私は心配する間もなく夢の中へ・・・。

それから手術も終わり目が覚めると、私は集中治療室に居ることに気がついた。

「うん?」なんだか下半身がおかしい・・・。そうなんです。管がつけられていました。もうまな板の鯉です。好きにしてくださいって感じ・・・。

経過も良好で1日程度で病室へ戻ることができた。一応個室です。(自慢か!)ベンチャーはシゴトと携帯は手放すことができませんから、ベッドの上でも仕事をしていましたからね。大部屋だと他の患者さんに迷惑がかかりますから。

「二宮さーん、そろそろ管をとりましょうか。」看護婦さんはなんだか嬉しそう・・・。
「それじゃあ、取りますよ!」

「スコーン!」おいおい、違う、違う。そうじゃないでしょ。(少し誇張表現はいってます・・・。)

ある日のこと。テレビをつけると、映画「天国で君に逢えたら」の主人公であるプロサーファー飯島夏樹さんのドキュメンタリーが流れていた。
そうです。癌を告知され、余命数ヶ月とも言われましたが、1年以上でしょうか、癌と戦って自力で生き延びることができた実話です。すごい生命力ではありませんか!

もう涙が止まりません・・・。号泣です・・・。

『俺もいつかこげな体になってしまうんか!』その時、夏樹さんはほほはこけて、体はとても痩せ細っていました。あの小麦色の肌がとてもよく似合う、筋肉質の夏樹さんがです・・・。
そして全身にはいくつもの管が付けられていました。またお腹にもいくつもの手術の傷跡が残っていました・・・。

画面に映し出された夏樹さんは、癌の末期とは思えないくらい、いつも明るく元気一杯の方のように見受けられました。


そう、いま私は生かされている。

人生もベンチャーだ!

続く・・・。



  

2010年02月11日

素晴らしい出会い☆人生を懸けてバリバリ働く社長♪

先週から今日にかけてとても素敵な出会いがあったばい。彼女たちはみんな優秀だ!そしてキラキラと輝いている。彼女たちならきっとやってくれるはずだ!特に今日最後に会った方はとにかく明るいし、積極的で楽天的でよく話しかけてくれるから嬉しい。新しい出会いに感謝します。女性もベンチャーだ!

  

Posted by 二宮 徹 at 23:09Comments(0)マーケティング・経営

2010年02月09日

バレンタインパーティ☆人生を懸けてバリバリ働く社長♪

こんばんはface02ちょっとシゴトをブレイクしてブログで告知しますicon108

なんとface08私のフレンドでFUKUOKA NOWのニック・サーズがビッグなイベントをおこないますicon53

2月12日にウイズザスタイルでバレンタインパーリィを開催するんですicon06

毎回300人くらい集まる福岡じゃあバリ有名なイベントですicon142icon151
インターナショノーなピーポーがたくさん来るよicon125

しかもサプライズ&ビッグプレゼントも用意してるんだってicon57

それは夢のロングリムジンサービスプレゼントぉぉぉface05

詳しくはウェブでねicon74

http://www.fukuoka-now.com/jp/articles/show/3578  

Posted by 二宮 徹 at 22:32Comments(0)日々の出来事

2010年02月07日

【悪性リンパ腫と闘った男の物語 第3話】

「二宮さーん、じゃあここに横になってくださいね。今から腫瘍の細胞をとって検査します。少しチクッとしますから我慢してくださいよ。」と主治医(女性)の先生に言われると、横たわった私の目の前を大きな注射器が通り過ぎる・・・。

「アウチ!」(欧米か!古いなぁ)と心の中で思った瞬間、「はい。もう終わりましたからね!」と先生・・・。
「二宮さん、検査結果は来週でますので、また1週間後の金曜日に来て下さい。」

それから、検査結果のことなどすっかり忘れて仕事に追われてたのある日の午後、私の携帯電話が鳴る・・・。
「二宮さん、済生会病院ですが、検査結果がでました。話したいことがあるので、ちょっと来てくれますか。」

いったいなんだろう・・・。
                     -----

そして約束の日、済生会病院の耳鼻科の診察室で、先生がなんだか神妙な面持ちでしかも自信なさそうに(私にはその時、そう感じた)私にこう切り出したのだ。
「実は、先日検査した細胞は・・・悪性でした・・・。一日も早く腫瘍を摘出した方がいいです。」心の準備ができないまま、癌の告知を受けたのだ!

癌の告知を受けた私は、まるで金づちで頭を殴られたかのように、気絶しそうなほどとにかくショックでした。そして、もう頭の中は真っ白です・・・。

病名は悪性リンパ腫・・・悪性、つまり癌です・・・。血液の癌ですから転移する可能性は充分にあるのです。あとで分かったことだが、実際、左側の頸部にまで転移していた。初回にも書いたが、癌の進行はⅡ期であった。

どうして、この私が癌になるのか!何か悪いことでもしたのでしょうか!現実を直視できない私は、しばらく待合室のベンチで頭をかかえてうずくまって泣いてしまった。涙が止まらない・・・。

その夜、仕事を終えた私は、福岡空港国際線の駐車場に停めてあった車の中で、もうこらえ切れずに泣いて、泣いた・・・。涙が枯れるまで泣いた。嗚咽が止まらない・・・。

「この日くらいは泣いてもいいだろう。」とひとりつぶやきながら思い切り泣いた・・・泣きじゃくった。

肩を震わせて泣いた・・・。「親より先に死ぬのか!」「そんな親不幸なことはできん!」「家族にはなんと話せばいい・・・。」「会社はどうなるのか!」

『母さん、父さん、なんて私は親不幸な息子なんでしょうか。二人より先に死んでしまうんでしょうか。』

親より先に死ぬほど、そんな親不孝なことはない。

当然ながら、癌に対する知識が全くない私は、癌=死という図式が頭に浮かんでいた。

いろいろなことを思いめぐらせると、もう涙が溢れでて止まらない。今日は泣くだけ泣こう。
そう思うと人一倍涙腺の弱い私は涙が留めなく、滝が流れるように涙が滴り落ちていった・・・。
その日は2時間近くも車の中で、とにかく泣くだけ泣いた・・・。



たまたま同じスーツを着て同じネクタイを締めていた写真があったので、比較するとよく分かる。(今だから言えるが、まるでビフォーアフターのようだ。)

抗がん剤を打った写真の方が明らかに元気だ!

いよいよ腫瘍摘出の手術を受けることになる・・・。

そう、いま私は生かされている。

人生もベンチャーだ!

続く・・・。
  

2010年02月04日

石川 遼もベンチャーだ!☆人生を懸けてバリバリ働く社長♪

今朝のニュースを見てたら、あの賞金王☆石川 遼が男子ゴルフ米国ツアーに挑む意気込みを英語でこのように応えた。Nothing ventured,nothing gained! 「冒険をしなければ、何も得るものはない!」その通りだ。ビジネスもそして人生もベンチャーだ!
  

Posted by 二宮 徹 at 07:02Comments(0)マーケティング・経営

2010年02月02日

【悪性リンパ腫と闘った男の物語 第2話】

人間ドックとPET検診を受ける病院は、九州では最新鋭の医療機器を揃えている和白病院にした。
私と親友の曽根崎さんは合宿気分で病院に向かう。いや、もしかしたら私だけかもしれない・・・。

さて、2日目に将来の私の考え方を大きく変えることになった、未体験ゾーンであるPET検診室へと足を踏み入れる。

40分~50分してすべての検査を終えた私は控え室で名前を呼ばれるのを待つことになった。
今思えば、その検査結果を未だ知らない私は、控え室でいったい何を考えていたのだろうか。きっと会社や従業員のことを考えていたに違いない。なぜって、ベンチャー企業の社長だから。いつでも将来不安さっ。

女性職員が、「二宮さ-ん、結果がでましたのでこちらにお入りください。」私は「はい。」と返事をして部屋に入ると、そこにはまたしても女の先生だ。病院では女性運がいい!確かにこの先、2つの病院をたらい回しされるが、どこも女の先生が処置にあたってくれた。ついてる・・・。

先生が、「二宮さん、ここを観て下さい。青く光ってるでしょ。ブドウ糖が集まってるんですよ!」と言って写真に写っている右側の頸部を指した。

「これは、腫瘍の疑いがありますね。まあ、恐らく(両性、俺はカエルか!)、良性でしょうから安心してください。念のため再検査はした方がいいので、市内の病院だったらどこがいいですか。紹介状を書きますよ。」

いま考えると、何を根拠に良性の腫瘍と先生は言ったのだろう。私を安心させるために良性と言ったのか・・・。
ちなみにビジネスの世界では「・・・だろう。」といった不確かな憶測はタブーだ!


不安が頭をよぎる・・・。

私は、「そうですねぇ、天神にある済生会病院が行きやすいので、そこにします。」
和白病院で再検査できないのは、耳鼻科がなかったからである。(不親切かも・・・。)


それからしばらくして、私は紹介状を持って済生会病院へと行き、運命の告知を受けることになる・・・。

人生もベンチャーだ!

続く・・・。



この頃の私は熱とだるさでかなりつらい表情をしているのが分かる。




  

2010年02月01日

【悪性リンパ腫と闘った男の物語 第1話】

まさか自分が癌になるとは誰が思うのか!晴天の霹靂とはこのことをいうのか。



そう、あれは決して忘れることができない5年前の10月のこと・・・。体の調子がおかしい。
とにかく体が熱く、微熱が下がらない。
そして寝汗がひどい。夜中にシャツを3枚も着替えるほど汗が止まらない・・・。
自分の体に異変を感じはじめたのはその時からだ。

会社を立ち上げて5年目でもあり、日々忙殺されてなかなか病院にも行けない。でも体が明らかにおかしい。悲鳴を上げている。
ほっといていた右の頸部にできた1センチほどのしこりも、いつの間にか2センチにもなる。
これはほんとうにただ事ではない!ようやく私は、病院に行くことに決めた。


最初に行った病院は家の近くにあるA病院だ。問診を済ませると、耳鼻科に通される。
女性の担当医「二宮さん、おそらくこの腫れは耳下腺に黴菌でも入ったと思いますよ。」
二宮「はあ、そうですか・・・。」

(医者や政治家たちが「・・・と思う。」と言うのは自信が無い証拠だ!ちなみにティスコでは決してこの言葉を言わせないことにしている。)

さて、もらった薬を飲んでも腫れがひくどころか、ますます大きくなるではないか!

医者も当てにならないと悟った私は、生まれて初めて人間ドックとPET検診を受けることに決めた。
仲良く親友の曽根崎さんといっしょに受診することになった。

1泊2日の検診で20万円以上はかかる。たまたま小さなベンチャー企業の経営をしていたので、なんとか支払うことができた金額だ。

もし当時もサラーリーマン生活を続けていたら、絶対に支払える金額ではなし、もちろん病院にも行かない。
そう考えると、おそらく私はこの世には生きてはいないかもしれない。
そのときすでに癌がⅡ期まで進行していたとは・・・知るはずもなかった。

そう、いま私は生かされている・・・。

人生もベンチャーだ!

続く・・・。