2010年03月30日
【悪性リンパ腫と闘った男の物語 第9話】抗がん剤編
ベッドからもう起き上がることができないのか!
1回目の抗がん剤が少しばかり多かったせいで、体が言うことを効かないのだ!
とにかくきつい、だるい、そしてぐったりして自力でベッドから上半身さえ起こすことができない。このまま寝たきりになるのか・・・。
副作用の影響で肝機能が低下してしまった。しかもC型肝炎まで併発するとは!!!
誰かがこの事態を予測できるのなら、教えてほしかった・・・。しかし未来など知る由もないのが現実だ。
いろんな思いが駆け巡って、ベッドの上で号泣してしました。子供の頃経験したであろう、肩で泣く感じだ。
さらに嗚咽も止まらない・・・。それをそばで見ていたベテラン看護婦さんが慰めてくれて、私の体を起こすのを手伝ってくれた。
「二宮さん、大丈夫ですよ。きっと良くなりますから・・・。」
「・・・・。」
段々と未体験ゾーンへと入っていく・・・。
もう喜怒哀楽するら感じる余裕など皆無である・・・。ずっと寝たきりの状態が続く・・・。
この痛みと苦しみは癌患者しか分からない。
人間は普段、まさか自分が癌になり、事故に合い、そして事件や震災に巻き込まれるなど考えない。だからテレビのニュースで流れる、出来事はいつも他人事だ。当事者意識など一切ない!
だから当事者になって初めて、事の重大さに気づく。
そう、いま私は生かされている・・・。そして世のため人のために尽くして生きた証しを残す。
この物語りも私の生きた証しであり、生き様である!
人生は一度きり!人生もベンチャーだ!
続く・・・。
1回目の抗がん剤が少しばかり多かったせいで、体が言うことを効かないのだ!
とにかくきつい、だるい、そしてぐったりして自力でベッドから上半身さえ起こすことができない。このまま寝たきりになるのか・・・。
副作用の影響で肝機能が低下してしまった。しかもC型肝炎まで併発するとは!!!
誰かがこの事態を予測できるのなら、教えてほしかった・・・。しかし未来など知る由もないのが現実だ。
いろんな思いが駆け巡って、ベッドの上で号泣してしました。子供の頃経験したであろう、肩で泣く感じだ。
さらに嗚咽も止まらない・・・。それをそばで見ていたベテラン看護婦さんが慰めてくれて、私の体を起こすのを手伝ってくれた。
「二宮さん、大丈夫ですよ。きっと良くなりますから・・・。」
「・・・・。」
段々と未体験ゾーンへと入っていく・・・。
もう喜怒哀楽するら感じる余裕など皆無である・・・。ずっと寝たきりの状態が続く・・・。
この痛みと苦しみは癌患者しか分からない。
人間は普段、まさか自分が癌になり、事故に合い、そして事件や震災に巻き込まれるなど考えない。だからテレビのニュースで流れる、出来事はいつも他人事だ。当事者意識など一切ない!
だから当事者になって初めて、事の重大さに気づく。
そう、いま私は生かされている・・・。そして世のため人のために尽くして生きた証しを残す。
この物語りも私の生きた証しであり、生き様である!
人生は一度きり!人生もベンチャーだ!
続く・・・。