ＴＩＳＣＯ二宮の人生もベンチャーだ！

１７日におこなわれるギリシャの再選挙が迫っている！選挙の結果次第では、ギリシャがEUを離脱することになり、同時に通貨もユーロからドラクエ、違う、ドラクマに戻ってしまう。
新聞紙上では、ギリシャがEUを離脱する可能性は極めて高いと書いている。
もしも実際にそうなるとすると、一体、世界経済はどうなるのか。

現在、ギリシャの失業率は２０％と日本の失業率４％をはるかに超えている。日本の失業率の定義は確か勤労意欲のあるものが定職に従事していない割合と記憶している。基本的に欧州の人々は働かないイメージが強い。よって、ギリシャの失業率の定義が分からないが、若者のそれをとってみると、５０％もあるというからこれは驚異的だ。異常だ！若者の２人に１人は無職とは驚愕だ。
以前、テレビで見たのだが、無職の若者が自分の彼女を自宅に招いて家族と一緒に家族団らんを楽しんでいる映像が流れていたが、日本だったら働いてもいなければ、メディアからの取材は遠慮するに決まっている。
本当に能天気な国民性である。

さて、本題に戻るが、ギリシャがEUを離脱すると、ドラクマの貨幣価値は当然暴落し、物価が上昇する。
つまりインフレーションになる。仕事も無く、お金も無い中で、インフレが起こると日々の生活必需品を益々買うことが出来なくなるから、窃盗や犯罪も増えるだろう。

それどころか、すでに銀行の預金流失が始まっているが、ドラクマに戻ると、銀行が急激な預金（ユーロ）流失を防ぐためにお金を引き出せなくしてしまうので、給料をもらってもモノが買えなくなってしまうのだ。
銀行も個人や法人から預かった大切なお金を融資や投資に回して運用しているので、常時、お金が銀行にある訳ではないから、一気に預金の解約が始まると、それに対応できなくなるから、引き出しを強制的に封鎖してしまうのだ。
過去最悪の大不況が始まってしまう。

今、欧州連合が銀行連合（銀行連盟とも言う）を発足させて財政不安の国を援助しようよしている。

しかし、財政不安の連鎖はもう止められないから、世界市場はユーロを売って円買いに走ることになる。そうなると、そう円高が進む。その前に日銀も為替介入に踏み切るだろうが、効果は全く無いはずだ。皆無だ！

まだ負の連鎖は、序章にすぎない・・・。どうする！？野田さん！！！