【悪性リンパ腫と闘った男の物語 第12話】抗がん剤編

二宮 徹

2010年05月24日 21:56

浜の町病院に入院中に運転免許の更新が近づいてきている・・・・。

誕生日が過ぎて一週間後の5月27日の日に外出許可を取った・・・。しかし、抗がん剤治療の副作用の影響で相変わらず、体が言うことをきかない!

手足のしびれも治まらないままだ。体がとにかくだるい、重い・・・。

ほんとうに外に出て南区桧原にある運転免許試験場まで行けるのだろうか・・・。

外出の当日、まあまあ体調はいい。私は久しぶりにスーツの袖を通した。ダブルのスーツだ!もちろん、ネクタイも締めている・・・。
自家用車の××××××××で試験場に向かう。

はげ頭にダブルのスーツを着て、車は××××××××・・・まるでヤクザと間違われるのではないか!




左側が5年前の免許証である。人相が明らかに悪いし、目つきもかなり悪い・・・。ちなみにゴールド免許証・・・。その隣りがつい先日、更新した新しい免許証だ!

試験場で古い免許証を係の方に差し出すと、その係の男性に二度見されたことがとても印象に残っている。驚くのも無理はない!

これまでは取引先の銀行の支店に行くとよく、「身分証明書を出してください。」と言われるが、私は運転免許証を出さずに保険証を出していたものだ・・・。特に窓口に顔見知りの女性がいるとお互い反応に困るから・・・。しかし、出張先でレンタカーを借りるときはそういうわけには行かなかったのを覚えている。

はるな愛の気持ちが少しは分かるぜ!

人生はドラマだ!


そう、いま私は生かされている・・・。そして世のため人のために尽くして生きた証しを残す。
この物語りも私の生きた証しであり、生き様である!

人生は一度きり!人生もベンチャーだ!

続く・・・。





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